母 99才がアルツハイマーの診断から16 年にさしかかっていましたが、自宅でなんとか過ごしてまいりました。しかし、急に転倒が多くなり、間もなく尿路から膀胱炎を起こし、回復しましたがその直後、胸が苦しそうになり始めはタンを自分で出せたのですが、翌日はそれができませんでした。肺炎にでもなったら困ると思い、かかりつけ医の往診を頼みましたら、入院をした方がいいですよ、と、救急車で近くの病院に緊急入院になりました。誤嚥性肺炎で重篤との診断で、抗生物質の点滴をしていただきながら2週間入院し、退院しました。肺炎は、タンとの戦いです。看護師さんたちが日に何度もタンの吸引をしてくれましたが、その度に脇でもがき苦しむ母を抑えるのに必死でした。なんとか家に連れて帰りおだやかになる方法はないのだろうかと思いましたが、タンの吸引がなければそれもかないません。
その時、以前仕事でお世話になった知人が、タンの吸引のトレーニングに取組んでいる看護師さんとの仕事もしていると話してくれたのを思い出し、すぐに連絡をしましたら、メディトレくんというモデルもできていると、早速、それを持って来てくれました。自宅介護で吸引器も必要で、これは宮野医療器さんにお世話になることができ、早速に手配していただくことができました。
メディトレくんを病院の看護師さんたちに見ていただいたら、可愛いーと一躍人気者になりました。退院を控え、看護師さんたちがタンの吸引から、体位交換、おむつ交換を教えくれました。
しかし、タンをひくという経験も覚悟もなかった私たちが、実際に母を自宅に連れて帰ることができたのは、このメディトレくんがそばにいてくれたからだと思います。鼻と口と喉、どこにタンがたまって、チューブをどの方向からどの位いれればいいのか、それが一目でわかるのです。始めにどの角度でチューブを入れるかを、メディトレくんで何度も練習することができました。退院後、訪問看護師さんが日に一度は来てくれましたが、あとは寝る前も夜中も家族が頑張らなければなりません。ヘルパーさんも応援して下さるのですが、ヘルパーさんは痰吸引資格を持たないとできないとのことで、残念なことでした。
母はその後、アルツハイマーが進行して亡くなりましたが、最後まで在宅で看ることができたのは、家族にとっては本当に幸せなことでした。在宅での看取りがいわれる時代ですが、そのためには家族やヘルパーさんが、実際にタンの吸引などのケアーをできることがとても大切になります。そうでなければ、思いばかり、そして最後には締めざるを得ない状況にもなるのです。在宅で最後までという時代には、まず在宅介護の質を高めるため、是非メディトレくんを活用していただきたいというのが、私たち家族の思いです。今でも、メディトレくんがいてくれたから、母の退院を決意できたと思い、感謝しております。
神戸市 N.T 様
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